銀座 古書の市

例年、松屋銀座にて開催される「銀座 古書の市」のお知らせブログです。

第36回 銀座古書の市 参加店紹介 日本書房

参加店紹介、6回目は初参加、東京都千代田区日本書房さんです。


お店から

昭和23年創業の国語・国文学専門書店です。作品でいえば萬葉集から村上春樹まで、発行年でいえば江戸時代から令和元年までの本を扱っております。
店舗は研究書主体の棚になっておりますが、「銀座 古書の市」には和本、初版本、複製などを陳列いたします。今回より初参加となります。今現在、会場に並べる予定の本は、かるた類、古筆類、古筆の複製類、洒落本・遊郭関係本類、暁斎類、百円均一、歌仙絵類、袖珍本類などを考えています。これからもっと増やしていきたいと思っております。期待はしないでください。身の丈に合った在庫で、皆さまのご来場をお待ちしております。


日本書房
〒101-0065 東京都千代田区西神田2-8-12
TEL  03-3261-2740
FAX  03-3261-2738
URL  http://nihon.jimbou.net/
MAIL nihonsho@xc4.so-net.ne.jp
SNS  Twitter ガンバレ日本書房 @tankaku161

 

商品紹介

今年を振り返ると、国語・国文学専門書店としては、やはり「令和」という年号が萬葉集から採られたということが大ニュースでした。決まったその日に店内にあった寛永版の萬葉集を目立つところに置いたのですが、わずか数分で売れたことが印象に残っています。外国の方が買っていきました。
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・『萬葉集』 不全本 13冊 存巻(1・2・5・6・10・11・12・13・14・15・16・18・19) 寛永版(宝永版の可能性あり) 大本 虫損 詳細な書入れ多 ¥20,000

 

 

また、ノートルダム大聖堂首里城の火事はショックでした。台風時の川崎の博物館もショックでした。貴重な建造物や資料類は、ずっとあってほしいものです。シンクライアントなら残ってると思うのですがね。桜ではなく、表紙に梅を描いたちっちゃな古今和歌集です。

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・『古今和歌集』 袖珍本 安永九年刊 植村錦山堂蔵版 布表紙 大野麦人旧蔵 8.3×6.3㎝ ¥18,000