2015-01-25 歴史資料・貴重書のご紹介。【安土堂書店】 『二十一回先生遺稿』幕末期・写本 37,800円二十一回先生とは吉田松陰のこと。幕末期の大思想家、教育家である松陰の教えをまとめた肉筆書写本です。「狂夫之言」「読甲寅倫敦評判記」などの数編を収録、全て漢文で書かれ幕末当時の生々しい松陰の思想が伝わってきます。文中は漢文読み下しのための朱点注が入り、校注の加筆もあってこの本の旧蔵者の勉強ぶりが伺えます。本年の大河ドラマでは吉田松陰を中心とした物語が描かれますが、その当時の人々の考え方が伝わってくる書を手にとってご覧になりませんか。銀座松屋 古書の市は明日、1月26日・月曜日まで、貴重書籍・特選美術品の展示販売を行っています。